絣ができるまで

倉吉絣の製作工程です

カタン糸を糊付け、乾燥させたものを、絵図台に均一に張り、その上に型紙（図案を渋紙に写し切り抜いたもの）を置き、墨を刷り込む。

種糸を整形台に張り、それにそって糸を整経していく

種糸の墨のついている所だけを、種糸と糸束を一緒に、ビニール紐を裂いたもので括っていく（括った所は染まらず白く残る）

I紺屋に藍染に出す。または草木染や化学染料で染める。染まった糸の括りをほどき、糊付けをして乾かす。

染め上がった絣糸の束を整経台の上にかけて一本づつに分けていく。

絣糸を順番に丁寧に分けていく。分けた順番どおりに枠に巻き取っていく。

かせにした絣糸を一柄づつ小管に巻き取る。

整経した経糸（約800本）を順番に荒筬に並べ、糸束の輪を千切り棒に通し、横にセットし、千切りに巻き取る。

綜絖通し、筬通しをして布巻き棒に糸束を結んで張りをそろえたら、織りはじめる。